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コンタクトレンズの種類

主治医の一言

コンタクトレンズの材質は、大きく分けてシリコーンハイドロゲルレンズ、使い捨てコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズなど4つのタイプに分かれます。
コンタクトレンズの選択肢が増えますがそれぞれの特徴を理解し、自分の生活スタイルにふさわしい目にあったレンズをお選びください。
また、コンタクトレンズは目にとっては異物です。どんなに良いレンズを使っていても障害が起きる可能性があります。最近の調査ではコンタクトレンズ使用者の10人に1人は眼障害があると言われています。特に最近コンタクトレンズの不適切な使用による難治性の角膜感染症が増えています。角膜感染症による矯正不能な視力低下もしばしば見られます。安全のために、コンタクトレンズは眼科専門医の管理のもとで使いましょう。

※薬事法上、コンタクトレンズは適切な管理が必要とされる「高度管理医療機器」に指定されています。

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シリコーンハイドロゲルレンズ

シリコーンハイドロゲルレンズ

W_No_01.gif新しく開発された新素材のソフトレンズで、酸素透過性が高い、乾燥感が少ない、という特徴を持っています。しかし、ソフトコンタクトレンズの中ではやや硬い、タンパク汚れが付きやすいという欠点があります。
従来、1カ月や2週間の交換レンズが主流ですが最近ではワンデーのレンズも登場し、選択肢が増えています。安全性の向上や目に負担が少ないことから、欧米ではすでにソフトコンタクトレンズの65%を占めていますが日本では30%前後の割合にとどまっています。使いやすさから、もっと伸びるものと思われます。

ワンデーレンズ

ワンデーレンズ

W_No_02.gif一回の装用で使い捨てるタイプのソフトコンタクトレンズです。毎回新しいレンズを使うので、清潔面では一番ですが、コストも少し高くかかります。お手入れが面倒な方や毎日使う必要のない方、アレルギー性結膜炎などで、コンタクトレンズが汚れやすい方に適しています。必要時のみ装用できるため、旅行やスポーツ時のみ使用するという人とっては大変便利です。

頻回交換レンズ

頻回交換レンズ

W_No_03.gif頻回交換レンズとは、一枚のコンタクトレンズを2週間・一カ月間と定期的にはめかえるソフトコンタクトレンズです。装用後は通常のソフトレンズのように洗浄・保存液による保存が必要です。短期間で新しいレンズに交換するため、比較的汚れがつきにくく、快適な装用感が特徴です。決められた期間を守ってお取替えが必要です。使用期限を超えたり、無理に長時間装用したりするなど重篤な眼障害を発生します。

ソフトコンタクトレンズ

ソフトコンタクトレンズ

No_04.pngソフトレンズは素材が軟らかくて初めての方でも異物感が比較的少なく、購入直後から快適にお使いいただけるのが特徴です。装用後の洗浄をきちんとしないと、コンタクトレンズが不潔になりやすく、アレルギー性結膜炎の原因になることもあります。激しいスポーツや屋外での活動に向いていますが、乱視の程度によっては、十分な視力が望めないこともあります。軽度の乱視であれば矯正できるレンズもあります。ソフトコンタクトレンズは装用感がよいため、目にトラブルを生じても自覚しにくく、発見が遅れて障害が重症化することがあります。調子がよくても定期的に診察を受けることが大事です。

ハードコンタクトレンズ

ハードコンタクトレンズ

No_05.pngハードタイプのコンタクトレンズは硬いため、近視、遠視のみならず乱視の矯正にも適しております。最近のハードコンタクトレンズは酸素透過性が高く、酸素不足による角膜障害は一昔に比べるとかなり減りました。また、装用後の洗浄・保存をきちんとすれば、汚れもつきにくく、アレルギー性結膜炎になりにくいのが特徴で、使用期間も長く、コストパフォーマンスに有利です。初めて使用する方は異物感を感じることがありますが約一週間で慣れてきます。サイズは角膜より小さく、落ちやすいため、激しいスポーツやほこりっぽい屋外での活動には不向きな場合があります。

カラーコンタクトレンズ

カラーコンタクトレンズ

No_06.pngおしゃれ用として、レンズに色素を入れたカラーコンタクトレンズは瞳の色を変えたり、瞳を大きく見せたりするなど、若い女性を中心に使用者が増えています。しかし、製品によって、着色方法が問題で、色素が溶け出し、角膜に障害を起こしたり、視力が落ちたりする症例はしばしば見られます。着色されたレンズでは付着した汚れがはっきりわからないため、汚れが落ちたかどうか確認しにくく、レンズの汚れによる眼障害が起こりやすくなります。また、酸素透過性は比較的に低いため、酸素不足になりがち、長期間の使用は注意が必要です。

遠近両用コンタクトレンズ

遠近両用コンタクトレンズ

No_07.png以前から近視用のレンズを使っていた方は40歳代の後半にさしかかると遠近両用レンズを求めるようになります。
最近の遠近両用レンズは性能も向上していますがレンズが角膜の上に動くため、遠近の矯正を1枚のレンズで行うのは限界があります。一般的に遠近両用レンズは眼鏡よりくっきり感に欠け、見え方は完全とは言えません。また、慣れるまで時間かかり、途中であきらめる人も見られます。遠近コンタクトレンズを成功させるには根気が必要です。経験豊富な眼科専門医のもとで作成することが大事です。

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